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セレモニー奏者の目からみた 現代の葬儀事情(グリーフケア音楽と葬儀)と今まで知らなかった葬儀常識も含め色々な葬儀に関する情報などを発信してみたいと思います。
甥っ子の死 4
久しぶりの更新です。

甥っ子の死は、私の人生を少し前に進めてくれたキッカケになったように思います。
ちょうどそのころ、私は元旦那と別居をしていて離婚をする寸前でした。
これから一人でどうやって生きていこうか
と悩んでいた時期の出来事だったのです

甥っ子の葬儀・・これも今の私の原点だったように思います。
いろんなことで
亡き父と弟はぶつかっていました

葬儀はどんな規模で行うのか?
宗教はどうするのか?
費用はどうするのか?
考えなくてはいけないことが山のようにあったように思います。

当然のことながら弟夫婦は、亡くなった子供を仏様になった?とは思えなかったようで
天使になったと思うしかない・・

今の私だったら知識も豊富になったので色々アドバイスもできたと思いますが
その当時は何の知識もなくアドバイスもできずただ見守るしかありませんでした

弟たちは、密葬(家族だけでおくりたい)希望でしたしかし
結局父の意向だったように記憶していますが、一般葬儀(親族・遺族・会葬者あり)を行いました。
それも先祖代々の宗派を受け継ぎ・・

今なら無宗教・家族葬というのがあります。
本当に近い身内だけでゆっくりと最期の時間を過ごす・・
これも今の時代なら良い選択肢でもあると思います
でも、その時には想いも及びませんでした
宗教については色々な考え方があるので
ここでは語りませんが、
たった1年しかこの世にいなかった甥っ子が仏?さん?私も知識がない中すごく違和感を感じました。
戒名にお布施??ピンときませんでした。

唯一やはり私が協力できたのは
前日のお通夜~本番の葬儀会館で流す音楽BGMのことでした
その時もやはり、何の思い入れもない無機質な音楽が流れていたので
これだけは何とかしなくてはと思い、ちょうどこれはすごくいい感じもCDだとおもって
いた童謡のBGMでした。
亡くなった甥っ子の年齢を思うと選曲はこれしかありませんでした
その当時はまだ、まだ何も私の中に知識もないので
とにかくCDをリピートさせ音楽を切らない、止めないで良いバランス音量で
流し続けることでした。
でも、この選択は間違っていませんでした

音楽の選曲だけでこんなに空気が変わるのか
その時に感じた葬儀での音楽の大切さ~それが父の葬儀へとつながっていきました

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